先日、とあるYouTubeを見ていたら、
アロマティカスという植物が、ゴキブリ対策になるという動画がアップされていました。
我が家は築50年の古いマンション。
色々と対策を重ねたおかげか、数年前と比べるとゴキブリとの遭遇回数はかなり減り、
昨年は一度も部屋の中では遭遇することなく無事に夏を越すことができました。
が、今年に入って1匹、リビングで遭遇してしまいました。
まだ大丈夫だと、油断してたのがよくなかった、、、
ということで先日、練馬にある渋谷園芸さんでアロマティカスを購入してきました!
アロマティカスを手に取った瞬間、ミントのいい香りがふんわり〜!
とっても爽やかで癒される香りに心を奪われてしましました。
大切に長く成長してもらうために、
アロマィカスの育て方や注意点をまとめました!
■ アロマティカスってどんな植物?

アロマティカスは別名キューバン・オレガノ、しくはスープミントと呼ばれ、
シソ科のプレクトランサス属に属するハーブです。
葉が多肉質で、表面に薄く柔らかい産毛が生えているのが特徴的で、触るとぷにぷにしていて柔らかい触り心地をしています。
ハーブと多肉植物の仲間で、育て方は多肉植物と同様に水を少なめに育ててあげるのがおすすめです。
蒸れがとても苦手なので、乾燥気味に育ててあげるのが、アロマティカスを元気に育てるための大切なコツです。
料理やハーブティーにも使える
爽やかなミントのような香りのするアロマティカスは、ペースト状にしてお肉料理のソースとして香り付けをしたり、
ミントティーやミントソーダとして楽しむこともできます。
夏の暑い日に、育てたアロマティカスをソーダで割って飲むのも、爽やかでいいですよね!
■ アロマティカスがゴキブリ対策になる理由

苦手なミントのような香りが寄せ付けない
アロマティカスは、ミントのような爽やかな香りと、少し甘い香りが混ざっている香りです。
ゴキブリは、このミントのような香りがとても苦手です。
そのため、お部屋に置いて自然なアロマティカスの香りを漂わせておくだけでゴキブリを寄せ付けないようになるのです。
ただし、絶対に出なくなるほどの効果までは見込めないようです、、、
他の害虫には注意!
ゴキブリ対策にはなりますが、実はカイガラムシやナメクジが発生してしまうことはあります。
害虫を寄せつけないためには、こまめに葉を選定しながら観察し、
風通しを良くしてあげると、害虫が付きづらくなります。
■ アロマティカスの育て方

日当たり
アロマティカスは日光浴が好きな植物です。
害虫対策として部屋の中で育てる場合は、日の当たる窓の近くに置いてあげると、元気に育ってくれます。
水のあげかた
多湿をあまり好まない植物のため、
ほかの観葉植物よりも水は控えめにしてあげるのが上手に育てるコツです。
夏でも、出来るだけ土が乾燥している時間が長いようにしてあげると、
根腐れ対策になり、元気に育ってくれます。
成長が止まる冬の時期は、10日〜14日に1度の間隔くらいの水あげでOKです。
寒さに弱い
10度以下の寒さに弱い植物です。
できれば鉢栽培をして、冬は暖かい部屋の中に入れてあげられる環境の方が、
冬越しもできるので安心です。
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使う土
多肉植物のように、蒸れがとても苦手なので、
ハーブや多肉植物用の市販の土を使うときは、赤玉や川砂などを2割ほど混ぜてあげると、
水はけの良い土になり、根腐れを防止することができます。
1年に1度は植え替えを
アロマティカスは比較的成長の早い植物です。
そのため、根詰まりしてしまいがちなので1年に一度植え替えをしてあげるのがおすすめです。
4月〜6月の、暖かくなってきた時期、そして梅雨前に植え替えしてあげましょう。
■ アロマティカスの香りを保つために注意すること

アロマティカスの香りを保たせるためには、葉の幹の部分があまり育ちすぎないようにします。
茎の部分が育ちすぎて木のように硬くなってしまうと、
せっかくのミントのような香りの効果が減少してしまいます。
そのため、成長して背の伸びた部分は定期的に剪定してあげます。
アロマティカスを5cm〜10cmほどの長さで選定し水につけておくと発根するので、アロマティカスを増やすことができます。
どんどん増やしてお部屋中にアロマティカスを置いて香りを楽しみましょう♪
■ おわりに

我が家では、選定したアロマティカスを沖縄の伝統工芸”やちむん”の小壺に入れて、
部屋の数カ所に飾っています。
可愛いだけではなく、お部屋が爽やかな香りになってとても気持ちがいいのでおすすめです!
オーガニックの害虫対策にも、お部屋の香りとしても、
さらには料理などのアクセントとしても使えるアロマティカス。
園芸店で見つけたら、ぜひお家にお迎えすることをおすすめします。


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