トックリランは、まんまるでぷりぷりとした株元の幹が特徴的で、とてもユニークな姿の植物。
まるで徳利のような形をしているのでトックリランという名前が付いている植物です。
まんまる株元とは対照的な、スラっとした細い葉を優雅に伸ばし、人気な植物です。
そんなトックリラン、水切れでしわしわに株元が萎んでしまいましたが、腰水で無事に復活したので、写真と共にご紹介します。
トックリランは比較的、乾燥に強い植物

- 学名:beaucarnea recurvata
- 原産地:北アメリカ南西部~中米
- 常緑性の多年草
- 暑さ、寒さに強く、耐陰性あり
- 比較的手間がかからず、初心者向け植物
トックリランは、そのまんまるな株元の幹の部分が個性のひとつで、その株の部分には水を蓄えています。
そのため、比較的水切れに強く、乾燥に強いタイプの植物です。
冬は成長が緩やかになるので、
秋〜冬は特に水やりは控えめにしてあげることで、根腐れ防止にもなります。
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トックリランのまるい株(幹)が、しわしわに!?

乾燥に強いということで、トックリランをお迎えしてから初めての今季の冬。
かなり水やりを控えめにしながら育てていたのですが、ふとみたらいつの間にか株がしわしわに!

あまりにも水をあげなさすぎてしまったようです。
極度の水切れには、腰水が最適

しわしわになってしまったことに気がついて、急いでトックリランに水やりをしましたが、
時間が経っても、全く幹がふっくらせず効果がなく。。。
季節は冬なので、根腐れが心配な中、勇気を振り絞り、朝に1時間ほど腰水をしてみました。
すると、夜にはぷくぷくまんまるの幹に元どおり!
極度の水切れには、効果がありました!
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冬に腰水をするときに気をつけてること
- 水の温度は常温
- 1時間以上はしない
- 腰水からあげたら部屋の暖かいところで1日管理
- サーキュレーターなどで風を当てる
トックリランにとって休眠期の冬は、水をあげすぎると根腐れしてしまうことも。
水道から出たばかりの冷たすぎる水は根がびっくりしてしまいそうだったので、常温に戻した水を使いました。
土の水分が冷えすぎないように、腰水した後は暖かい部屋に置き、
サーキュレーターなどで柔らかな風を与えて湿度が高い状態があまり続かないようにしました。
無事、土の湿度調整ができ、根腐れせずにすんだようです。
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おわりに

お手入れが簡単でスタイリッシュなトックリラン。
今回、私が育てているトックリランは、
3号サイズですが、大きなサイズでシンボルツリーにしてもオシャレ!
かなりの水切れでは株はしわしわになりますが、基本的に乾燥に強く、
腰水などすればしっかりとした株になることがわかりました。
根腐れに気をつけながら、大きくしていこうと思います。
3号サイズのトックリランからどうぞ
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