群馬県前橋市のリノベーションホテル、
shiroiya hotel。
江戸時代から愛され、創業300年以上の歴史を持つ老舗の白井屋ホテルが、
建築家の藤本壮介さんの手によってリノベーションし、
shiroiya hotelとして2020年12月にふたたびオープンしました。
前橋市の『めぶく。』をコンセプトに、
古き良きものは残し、新たな姿として再スタートしたこのホテルは
建築、アート、植物などの感性をくすぐられます。
ホテルの中が素敵すぎて、たくさん写真に収めたので、
写真と共に、shiroiya hotelをご紹介します。
✔じゃらんで見るこの記事は、2021年7月に宿泊した時の記録です。
状況、情報等は変更している可能性がありますので、最新情報はホテル公式HPより確認をお願いいたします。
■ 白井屋旅館から”shiroiya hotel”へ
江戸時代に創業された”白井屋旅館”は、”白井屋ホテル”へと変化を続けながら、
前橋市を見守る老舗ホテルとして愛されてきました。
しかし、事情により2008年に廃業。
そして、骨組みはそのままに、元のコンクリートを活かしスケルトンに。
さらに吹き抜けとなり、リノベーションホテルへと変貌をとげ、
2020年12月にshiroiya hotelへと改めて再スタートとなりました。
中心部が吹き抜けになっていて、迷路のような階段や、
むきだしデザインのコンクリートのおかげで、屈折しながら下まで届く太陽の光が幻想的です。
たくさんのホテルの中で育つ植物たちも、
太陽の光が届いてより一層きらきらと、生き生きとして見えました。
螺旋階段の中心には、亜熱帯地域を思わせるような植物です。
600部屋から25部屋へ
もともと白井屋ホテルの頃は600部屋あった客室を、
リニューアルしてからは、2つの棟で合わせて25部屋と大胆に縮小しました。
25部屋の中でも、4つの部屋は
- 藤本壮介氏
- ミケーレ・デ・ルッキ氏
- ジャスパー・モリソン氏
- レアンドロ・エルリッヒ氏
が設計した、スペシャルルームと呼ばれています。
館内を巡るパイプ
館内に無数につながるパイプ管。
実は以前の白井屋ホテルの頃に水道管が通ってたであろう場所に作られているのだとか。
吹き抜け部分につながるパイプ管を眺めながら
「当時の部屋はここにあったのかな？」など、妄想するのも楽しめるひとつ。
そしてこちらのパイプ、夜になるとカラフルに光ります。
ディナーの後など、夜の館内散歩を楽しんでみてくださいね！
■ アンドロ・エルリッヒルーム
今回、私たちが宿泊したのは、
レアンドロ・エルリッヒ氏が設計した部屋です。
館内の吹き抜けでも存在感を放っていた、パイプ管を使ったアートの部屋になっています。
・ダブルサイズのベッド
・バスルーム
バスルームには、アメニティやバスローブなどが用意されています。
また、お部屋のクローゼットには、
上下分かれているパジャマも用意されているので、
リラックスしたスタイルで寛ぐことができます。
バスルームには、dysonのドライヤーが用意されていました。
湯船はうれしい大きめで、十分に足を伸ばすことができました。
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その他
お部屋に用意されていたランドリーバックは、
お土産としてお持ち帰りも可能です。
部屋にはテレビがない代わりに、
Bluetoothのスピーカーが用意されています。
音楽を聞いたりラジオを聞いたり、部屋の中でゆっくりと過ごすことができました。
部屋のミニバーには、ジュースやアルコール類が充実していました。
ただ、ペットボトルの水以外は有料ですので、しっかりと確認してくださいね。
■ 幻想的な the RESTAURANT
1階のメインダイニングでは、
地元の食材をふんだんに使った創作料理を楽しむことができます。
オープンキッチンとなっているので、
料理をしているところを見ることができ、
シェフとの会話も楽しむことができました。
お酒好きな方はペアリングおすすめです。
the RESTAURANTの公式サイトはこちら
■ 植物に囲まれたthe lounge
1階にはダイニングレストランの他にもラウンジがあり、ランチやカフェなども楽しむことができます。
そしてラウンジは植物好きにはたまらない、ジャングルのような植物の数々。
コーヒーを飲みながらほっと一息、植物と吹き抜けの空間に癒されてみてくださいね。
タイミングが合えば、グランドピアノでの生演奏を聴くことができますよ。
■ shiroiya hotel の概要
アドレス
住所：〒371-0023 群馬県前橋市本町2-2-15
TEL：ご予約 : 027-231-4618
HP：https://www.shiroiya.com/
チェックイン：pm15:00〜
チェックアウト：am11:00
